|
|
専門的には白癬といいます。白癬菌が感染することによっておこります。足の裏や足指の間にかさかさや水ぶくれ、赤みができます。白くふやけたようになって、皮膚がめくれてじゅくじゅくすることもあります。 かかとでは角質がぶ厚くがさがさになって、ひびわれます。手にも感染することがあります。治療は抗真菌薬の外用です。角質がぶ厚い場合はサリチル酸ワセリンを併用すると効果的です。 爪に白癬菌が感染すると、爪が白くにごってきて、もろくなってきます。治療は抗真菌薬のイトリゾールの内服です。1週間飲んで3週間休むことを3回くりかえします。その間に肝機能をチェックするため血液検査を数回行います。 内服後半年から1年くらいできれいになります。しかし、この薬は重い肝臓疾患の既往がある人は飲めません。しかも併用できない薬がたくさんあるので、現在飲んでいる薬の種類によっては飲むことができません。その場合はラミシールという薬を使います。これは6ヶ月から1年くらい毎日内服していただきます。
|
|
|